北枝忌子ども俳句大会 

石川県児童文化協会 からのお知らせ

5月12日(土)午後1時30分から、第68回「北枝忌子ども俳句大会」を行いました。この俳句会は蕉門の十哲である立花北枝の遺徳をしのんで、北枝の命日近くの休日に開いています。会場は北枝のお墓のある「心蓮社」というお寺です。

今年は立花北枝没後300年ということで、300回忌法要を営み、その後俳句会となりました。この日の内容は以下の通りです。
 (1)開会のあいさつ
 (2)俳句の作り方についてのお話
 (3)俳句作り
 (4)俳人「立花北枝」についてのお話(審査の時間を使って)
 (5)講評と表彰(参加賞あり)
俳句の作り方について指導を受けた後、子どもたちはそれぞれ心蓮社の庭に出て、俳句の種を拾って歩きます。それを五七五にまとめ、子供らしい俳句を作りました。

 かえるがねものまね大会しているよ (2年)
 かえるがねクワクワクワとたのしそう (2年)
 あめんぼが水面走るにんじゃみたい (5年)
 夏の庭かがやくすぎごけ星のよう (5年)

その後作品の講評、表彰と続きました。今年は参加者が少なく、少しさびしい俳句会になりました。でも参加した子どもたちにとっては静かな境内で、美しい自然を眺め、心豊かなひとときを過ごしました。


石川県児童文化協会

石川県児童文化協会(通称ドウブン)は子どもたちの文化活動を企画・運営するボランティア団体です。明治43年に創立され、平成30年で設立108周年を迎えました。現在100名を超える会員が、子どもたちの豊かな心を育むためのいろいろな活動を行っています。会の事務局は「いしかわ子ども交流センター」にあり、公演や行事はもっぱらそこを会場に開いています。主な事業を紹介しましょう。 ・「年間事業部」は「北枝忌子ども俳句大会」や「童話発表会」などを開いています。 ・「演劇部」は児童劇団「さくらんぼ」や演劇クラブの子どもたちの活動を支え、毎年公演を開いています。 ・「人形劇部」は自分たちで人形を作り、それを使って人形劇の公演をしています。 ・「音楽部」は吹奏楽の指導を通して子どもたちの音楽的感性を伸ばしています。 ・「創作童話部」は童話集「ふるさとの風」を年間3回発行しています。これまでに132号を発行しました。 ・そのほか「児童文化講座」の開催、機関誌の発行、児童詩集の発行、民話の取材と出版なども行っています。 ...

  1. 2023年6月25日 児童文化講座2023
  2. 2023年5月17日 第73回北枝忌子ども俳句大会
  3. 2023年5月1日 令和5年度総会
  4. 2023年3月30日 春休み子ども劇場
  5. 2023年3月19日 わくわく人形劇
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