お知らせ
石川県児童文化協会

北枝忌子ども俳句大会開催

14日(土)の午後、北枝忌子ども俳句大会が、3年ぶりに開かれた。
会場は「心蓮社」というお寺さん。ここには蕉門の十哲のひとり、立花北枝が眠るお墓がある。
金沢市内の3校から、8名の子どもたちが参加し、初夏のひととき、俳句作りを楽しんだ。
優秀句3句を紹介しよう。
〇かえるがね もうすぐ夏だ 言ってるよ(馬場小4年 能﨑希美)
〇たぶの木の 緑がおおう 春の庭(馬場小6年 横山大稀)
〇青葉の木 しとしとポタン つゆの音(森山町小6年 高僧華蓮)
雨上がりのしっとりした自然の中で、目を凝らし、耳を澄まして、子どもらしい素直な句が生まれた。

スポット情報

石川県児童文化協会

石川県児童文化協会(通称ドウブン)は子どもたちの文化活動を企画・運営するボランティア団体です。明治43年に創立され、平成30年で設立108周年を迎えました。現在100名を超える会員が、子どもたちの豊かな心を育むためのいろいろな活動を行っています。会の事務局は「いしかわ子ども交流センター」にあり、公演や行事はもっぱらそこを会場に開いています。主な事業を紹介しましょう。 ・「年間事業部」は「北枝忌子ども俳句大会」や「童話発表会」などを開いています。 ・「演劇部」は児童劇団「さくらんぼ」や演劇クラブの子どもたちの活動を支え、毎年公演を開いています。 ・「人形劇部」は自分たちで人形を作り、それを使って人形劇の公演をしています。 ・「音楽部」は吹奏楽の指導を通して子どもたちの音楽的感性を伸ばしています。 ・「創作童話部」は童話集「ふるさとの風」を年間3回発行しています。これまでに132号を発行しました。 ・そのほか「児童文化講座」の開催、機関誌の発行、児童詩集の発行、民話の取材と出版なども行っています。 ...