笑顔いっぱい 児童文化講座
7月15日(日)、いしかわ子ども交流センターで、児童文化講座を開講しました。この日の受講者は保育専門学校の学生さんと、保育所勤務の保母さんたち約20名です。
一コマ目の講座は「子どもと科学遊び」です。初めに作ったのは「風船ホバークラフト」。風船の中の空気の力で、CDの円盤が浮き上がって滑らかに移動する様子は、まさにホバークラフトでした。次に作ったのは、「ベンハムの独楽」です。特殊な模様を付けた円盤を回すと、あらら不思議。白黒の模様がカラーになって見えます。なぜ色がついて見えるのか、まだ完全には解き明かされていないという不思議な独楽を体験しました。
二コマ目の講座は「子どもとおもちゃ」です。初めに「ラワンの種」というおもちゃを作りました。カエデの実によく似た形を厚紙で作り、それをゴムの力で空高く飛ばすおもちゃです。これがまた見事に高く飛び、くるくる回りながら落ちてきます。何度やっても飽きませんでした。次に作ったのは「くるくるシャボン玉」です。キラキラテープを竹ひごにくっつけ、提灯のような形にします。竹ひごを手でくるくる回すと、これがまた不思議なことにシャボン玉のようにキラキラ光って見えるのです。
受講生からは笑顔が絶えず、楽しい歓声が湧き上がる2時間の講座でした。まずは子どもの身になって体験し、子どもたちにどのような文化(本、芸術、科学、おもちゃなど)を提供すればよいかを考えました。