北枝忌子ども俳句大会
5月12日(土)午後1時30分から、第68回「北枝忌子ども俳句大会」を行いました。この俳句会は蕉門の十哲である立花北枝の遺徳をしのんで、北枝の命日近くの休日に開いています。会場は北枝のお墓のある「心蓮社」というお寺です。
今年は立花北枝没後300年ということで、300回忌法要を営み、その後俳句会となりました。この日の内容は以下の通りです。
(1)開会のあいさつ
(2)俳句の作り方についてのお話
(3)俳句作り
(4)俳人「立花北枝」についてのお話(審査の時間を使って)
(5)講評と表彰(参加賞あり)
俳句の作り方について指導を受けた後、子どもたちはそれぞれ心蓮社の庭に出て、俳句の種を拾って歩きます。それを五七五にまとめ、子供らしい俳句を作りました。
かえるがねものまね大会しているよ (2年)
かえるがねクワクワクワとたのしそう (2年)
あめんぼが水面走るにんじゃみたい (5年)
夏の庭かがやくすぎごけ星のよう (5年)
その後作品の講評、表彰と続きました。今年は参加者が少なく、少しさびしい俳句会になりました。でも参加した子どもたちにとっては静かな境内で、美しい自然を眺め、心豊かなひとときを過ごしました。