お知らせ
石川県児童文化協会

北枝忌子ども俳句大会

芭蕉の有名な弟子10人を称して、「蕉門の十哲」とよびます。立花北枝もそのうちの一人で、加賀の国の人です。お墓が東山の「心蓮社」というお寺さんにあります。そのゆかりのお寺で、3月11日(土)の午後、子ども俳句大会が開かれました。なんと第69回目の俳句大会です。五月晴れのいい天気で、静かなお寺の境内で、ゆったりと俳句を作りました。こんな俳句ができましたよ。
『はるのあり いっぱいしごと してるよね』(千坂小学校3年 坂井晴香)
『おじぞう様 緑もみじの 日がささし』(鞍月小学校6年 山崎真緒)
集まったお友達はやや少なかったけれども、初夏の木もれ日を浴びて、どの子も楽しいひとときを過ごしました。

スポット情報

石川県児童文化協会

石川県児童文化協会(通称ドウブン)は子どもたちの文化活動を企画・運営するボランティア団体です。明治43年に創立され、平成30年で設立108周年を迎えました。現在100名を超える会員が、子どもたちの豊かな心を育むためのいろいろな活動を行っています。会の事務局は「いしかわ子ども交流センター」にあり、公演や行事はもっぱらそこを会場に開いています。主な事業を紹介しましょう。 ・「年間事業部」は「北枝忌子ども俳句大会」や「童話発表会」などを開いています。 ・「演劇部」は児童劇団「さくらんぼ」や演劇クラブの子どもたちの活動を支え、毎年公演を開いています。 ・「人形劇部」は自分たちで人形を作り、それを使って人形劇の公演をしています。 ・「音楽部」は吹奏楽の指導を通して子どもたちの音楽的感性を伸ばしています。 ・「創作童話部」は童話集「ふるさとの風」を年間3回発行しています。これまでに132号を発行しました。 ・そのほか「児童文化講座」の開催、機関誌の発行、児童詩集の発行、民話の取材と出版なども行っています。 ...